2022年6月2日
皆さん、こんにちは😊
てあてるの芽 富士です。
職員間で事業所内研修を行い、「発達障がいってなんだろう」と障がいの原点に
おける部分を話し合いました。
“障がい”と聞くと皆さんはどのようなイメージを持たれるでしょうか。
職員間でもネガティブなイメージが強いという意見が多く、しかしその人自身の強みもあるのでその強みを
活かして支援していく必要があるのではないかと共通認識をもちました。
また、障がいの意味も話し合いながら今一度“障がい”ってどんなことを示しているのかも確認し合いました。
発達障がい者支援法第2条より
自閉症・アスペルガー症候群・その他の広汎性発達障がい・学習障がい・ADHDその他
これに類する脳機能の障がいであって、その症状が通常低年齢において発現されるもの
と謳っています。
職員間でも行動ばかりに目を向けすぎて脳という指令を出す働きの部分に着目することがなかったという
意見もあり、今回の研修を通して再度障がいの意味を深めることができました。
障がいの特徴についても意見を出し合い、一人ひとり異なった特徴をもっていることや重なりあった特性を
持っていることも確認しあえて改めて特性や特徴を知ることの大切さを感じました。
そして、今私達職員が重要視するべきこととして、「子ども一人ひとりの特徴を知る」こと。
そのためには支援の土台になる部分でもある定型発達の各年齢における発達について
把握しあうことが必要ではないかという意見が多く、その上でお子さまの特徴、様子の把握、
理解に繋がるのではないかと確認し合い、
次回の事業所内研修で「各年齢の発達について」周知し合うことになりました。
さらに、特徴の一つでもある「手先の難しさ」について疑似体験を行いました。
軍手を二枚重ねにして折り紙で鶴を折ります。
また、交代制で進め、声掛け役が「まだ?」と声を掛け続けその中で折り進めていくものです。
実際、体験してみて「折り方が分からなくなってしまった」「細かい所が難しい」
「手先の難しさってこんなにも大変であることに改めて知ることができた」等職員間でも様々なことを感じる機会となりました。
今回の事業所内研修を通して、発達障がいの意味や特性を周知できたことでより理解も深まり
今後の支援に繋げられるように更なる学びの場を職員間で作っていきたいと思います。