2022年7月28日
皆さん、こんにちは。
てあてるの芽 富士です🎶
以前の事業所内研修にて定型発達について理解を深めるという職員間の共通認識から
まずは乳児の発達について確認しあいました。
その前に「発達とはどういうことなのか」をテーマに話し合いました。
・環境に働きかけ、環境との相互作用を通して豊かな心情など身につける過程
・心身ともに成長すること ・外界に応じた状態になる ・機能的な成熟のこと等
様々な視点から調べたことを伝え合いました。
その中で、生まれたときから成熟するまで物的・人的環境の働きかけによって獲得していく能力の過程が
発達といえるのではないかと確認し合いました。
このことからまずは0歳児の発達について。
・非言語コミュニケーション(喃語、身振り、手振り等)で要求する ・探索活動の始まり
・特定の大人との信頼関係、愛着関係の形成
・何でも触る ・口に入れる ・離乳食から普通食へ ・首がすわるから歩行へ
・光や音に反応し、目で追う等
0歳児は月齢幅が大きく発達段階も異なることが確認しあえました。
さらにキーワードとなるのが「信頼関係・愛着関係の形成」です。
特定の大人との関わりがないと、子ども自身も要求を意思表示できなかったり、
成り立たないのではないかということを共通認識をもつことができました。
そして1歳児の発達について。
・“自分で”が出始める(自己主張の芽)・自我が芽生える ・見立て遊びが始まる ・一人遊び
・イヤイヤ期(初期段階)・模倣 ・意味のある言葉を発する(ママ、ブーブー、ワンワン)等
0歳児とは異なる姿が見られることが分かりました。
そして1歳児のキーワードとしては「自我の芽生え」です。
“自分で”や“やりたい”気持ち大きいほど視野が広くなっているのではないかと理解を深め、
だからこそ他人の真似や模倣が活発になるのではないかと話し合いました。
しかし、その土台となっているのは0歳児からの特定の大人との信頼関係や愛着関係が形成されてこそだと
いうことも確認し合いました。
最後に2歳児の発達について。
・自分でやりたい意欲が増す ・見立て遊びやつもり遊び、模倣が活発になる ・イヤイヤ期
・2語文を話す ・友達を認識し始める ・走る、ジャンプする等運動能力が発達する等
1歳児よりもさらに活発になる姿を確認しあうことができました。
2歳児のキーワードとしては「自己主張」→自分でやりたい!でもできない!いやいや!
理解や認識の理解が増えることからさらに視野が広ろがる様子を職員間で認識することができました。
今回の研修を通して、乳児の発達だけでも大きな発達が見られることを再確認することができました。
また、発達を確認し合うことで今の子ども達の特性や様子をさらに把握し、支援を行っていきたいと思います。